元旦の尺岳
明けました。元旦。
「元日には福岡の山に上りたいのダ」
「できれば、福智山(900.6メートル)がええのダ」
帰省前から妻は、夫にこう言うとりました。
福智山、上ったことないけど。
大晦日から元旦にかけて、北九州のお天気は大荒れ。
雪まで降っとります。九州のくせに(笑。
山登り好きなおかんや、おかんの山仲間には「福智はやめとけ」と散々言われる妻と夫。
うみゅ~。
「尺岳(608メートル)なら、ファミリーハイクっちゅー感じの山やから、そっちにしとけ」と。
尺岳とゆーのは、福智山のお隣(5キロしか離れとりません)に聳えるあまり目立たない山。
山頂までのコースはいろいろあるようで、以前夏に帰省したときに家族でデイキャンした竜王峡キャンプ場にも登山口があるようです。
一度行ったことがあるってのは心強いね。
てことで予定変更。尺岳に決定したんですけど…。
元旦の朝。
皿倉山に初日の出を拝みに行っていたおかんの山仲間からメールが入りました。
『山頂は猛吹雪です。何も見えません。寒いー』
標高622メートルそこらの山の山頂でも猛吹雪とな。
早朝に実家を出発する予定だったけど、急遽お空と相談し、家族と3社参りを済ませてユルユル出発するへたれっぷりを披露いたしました。
「ファミリーハイクの楽しめる山」ってことは、元旦だって、雪が積もってたって、上る人はいるハズ…ですよね?
なのに。
竜王峡キャンプ場よりちょいと下の駐車場に車を停めて歩き出すも、足跡が一つもありまへん。
なぢぇ?
どうも、高橋夫婦、一番きっつい沢沿いの山瀬コースってのを選んでしもたようです(山頂に辿り着くまで気づかず)。
無知すぎ。
↑キャンプ場のバンガローの間を抜けて上って行くと、『福智山↑』の標識あり。でも尺岳への標識が見つからない。ま、お隣同士の山だからってことでズンズン進んでいったんですけどね。それにしても、もちっと分かりやすい標識立てて欲しいもんです。
足元真っ白だと、途中、「道間違えたんでねーの?」と不安になること数回。
雪で隠れてるけど、沢沿いの道は岩ゴロゴロ。
ズルっといくこと数回。
たいした傾斜でもないのに、滑りまくって前に進めなくなること数回。
雪、枯葉、雪のミルフィーユ仕立てで靴底にいろんなもんが貼り付いて、花魁歩きになること数回。
いやぁ、それでも楽しかったです。
夫はフラフラする~なんつって、何度も根を上げとりましたけど。
2時間ほど上り続けると、やっと山瀬越。右へルートをとれば福智山山頂へ(4キロほど)行くことがでけるようです。
迷わず左へ。
起伏の少ない道を30分ほど進むと、やっとこ目の前が広くなりました。
東屋の下では焚き火をガンガン燃やしてる登山客数名。
山頂かと思ったんですが、そうではなく、そこは尺岳平でした。
↑尺岳山頂付近にある尺岳平の広場(東屋あり。ものすんごい広い広場だったから、ワンコ連れで上ると楽しそう~。雪のない季節限定だけど)に立ってた看板。「いまアテクシらがいるのはココかちら?」なんつって、皆がストックで突いてるのか、現在地辺りの文字は消えて穴が彫げとりました。そんなわけで、地図としての役目はあまり果たしとりまへん。つか、マジでよくわからん。
山頂まではソコから5分程度。
↑お社と小さな鳥居がある山頂。写真撮ってる夫の後ろは絶壁になっとりました。
山頂で、風と雪に当たりながら立ったまま握り飯を頬張りお昼ご飯。
下りは尺岳平まで戻って(東屋の焚き火の炎は更にデカくなっとりました)、足跡のたくさんついたルートを選びます。
うん、こっちはナルホド、傾斜も緩やかで歩きやすい。
途中、凍ってツララのできた水場みたいのもあったし、滝もいくつか。
どうもファミリーハイクコースってのはこれだったみたい。
手元の本を見ながら進んだつもりなのに、実はどこをどう歩いたのか今でもよくわかっとりまへん(汗。
山を降りてきたら、そこから車を停めた駐車場まで30分。
(ここでまたもやプチ迷子になってみたり)
山道歩くより、アスファルト道を歩くほうが疲れるわぃ!とブーたれながら歩いてたような気がします。
いやぁ、でも無事に下山できてよかった。
冬場、上ったことない山に入るときは、経験者がいたほうが安心ですね。
次回はおかん、頼むで。![]()
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