荒沢湿原スノーハイク
週末、雪中ソロキャンにチャレンヂしよー!と思っていたのですが、爆弾低気圧のため嵐のようなお天気だった金曜日。
お江戸にいる夫から「週末の野営は危ないのでやめておきなさい」とのお達しが出てしまいました。
でも日付が変わると、あらいいお天気ぢゃないの。
キャンプに行けたぢゃないの。
残念だわー、と。
まぁ、金曜日の夜、友人と宴会予定が入っていて、案の定土曜日の午前中はグダグダのヘロヘロだったんですけどね…。
それでも、日曜日も青空が広がってて、気持ちのいいお天気。二日酔いらしきものもすっかり消えて、一日家にいるのは勿体なーい。
てことで、BJを連れて荒沢湿原へ行ってみることにしました。
やくらいスキー場は営業可能ってことになってるけど、果たしてその先の荒沢湿原の上はスノーシューでちゃんと歩ける状態なのかしらー?
わくわくドキドキしながら車を走らせていたら…。
宮床のトンネルの手前で、道路の両脇に数名が突っ立っております。
藪しかないこんなところになんで?と思って藪の中を見たら、ギャォー! 車が見事にひっくり返って落ちとりました。
(宮床は、数年前にも車がダムに落ちて亡くなった人がいたとか)
なんと反対車線の藪の中にももう一台、同じ格好をしてドーン。
シャーベット状の雪がまだ残る緩やかなカーブ。
どうも正面衝突して、それぞれの車が弾き飛ばされて薮の中に落っこちちゃったようです。事故直後だったのか警察車両も救急車も到着しとりません。
妻は薄情なので「うわー、しょっぱなからヤなもん見たなー。幸先わりぃよ」と思いながら通り過ぎちゃったんですけど。
同乗者の方たちは無事救出されたんでしょうか(後付)。
つか、スピードの出しすぎプラス雪でハンドルを取られちゃったっつー以前に、田舎のお年寄りってセンターライン無視してカーブを直線で走ろうとする傾向にあるみたいなので、気をつけたほうがええですよ、ホント>rikoさん(笑・田舎の年寄りっつーことでなくてね、テヘヘ)。
薬莱の温泉の辺りまで来ると、道路は圧雪状態。
でも、まだ雪量はそれほどでもないのか、両脇にできた雪の壁は1メートルにも満たない高さでした。そのせいで風が吹くたび粉雪が舞い上がって、目の前真っ白。コエーッ。
↑橋を越えたら、車数台しか走行してないような雪の轍。スタックしそーっ。引き返そうかとも思いましたが、荒沢湿原まで目と鼻の先。ここまで来ちゃったんだもん、と強行突破。
いつも車を停める場所には、自然館の管理人のおっちゃんの車らしき軽トラ。その前に我が家の愛車を停めようとしたのですが、妻の車をココに停めると他の車が来たときに邪魔になるかもー。てことで、まずは駐車場の雪かきです。乗せててよかったスノースコップ。
つか、この雪かきで既に汗だくなんですけど…。
無事に車を停車させて、さぁスタート(ヘロヘロ)。
雪がチラチラ降ってきましたが、自然館までたどりつかねば(約300m)湿原も楽しめません。雪かきの疲労で、息が上がるぜ(ゼィゼィ)。
自然館に到着して見下ろしたら、湿原には足跡が一つもありません。
「まだしっかり凍ってないから危ないんぢゃないかねー」
管理人のおっちゃんは、そう言うとりました。
てことで、木道があると思われる場所を手、もとい足さぐりで進んで行きます(妻はドーンと落っこちるのがイヤなので、まずBJを先に歩かせたりして…)。
↑ところどころ沢が顔を出しておりました。轍になってるところはスイスイ先頭切って歩くくせに、轍がなくなるとBJ、フリーズ。それでも鬼軍曹@妻はストックでBJのケツを小突いてGOサイン。ラッセルに疲れたBJは、妻の足の間に潜り込んできました。邪魔ですってばー。
木道も、しばらく歩くと轍が消えて、フッカフカの新雪に。
BJはなーんの役にもたちゃしないし。
自分で道を作るのって、疲れるね~。
それでも2時間ほどスノーハイクを楽しみましたぜ。
↑道がなくなると、突然フリーズ。引き返そうとしやがります。自然館に戻ってきて、ホッと一息。いやぁ、よく頑張りました。
途中でカップ麺も食べたし(んでも、話し相手のいない一人ぼっちはちと寂しいのぅ)、久しぶりにタップリ汗も流せたし、満足満足~。
湿原は2月に入れば歩けるかしら?
そしたらまた来るぞー。
次回はタオル持参で帰りに薬莱温泉に浸かるのダ!
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